昨年12月から金曜午前は1時間の体操に通っている。とてもゆるい体操ですが、身体の捻じれをとり、凝り固まった筋肉をほぐしてくれる。そして、元薬剤師でもあり、健康寿命を少しでも伸ばすことを目標として体操を指導してくださっている先生に生活習慣の細かい疑問を投げかけてみたりできる貴重な時間となっている。
さて、2月はひたすら天草陶石で内型成形による楕円皿を成形していたものの、3週目くらいから、検診やら学校の行事やらで、外出が増え、どうもペースが崩れてきた。ペースが崩れる前提で計画は立てているが、それにしても、気持ちが中途半端。いろいろと原因を探るけれど、結局のところ、ただ作っているだけでは、作業が進むことに満たされてくるが、孤独な作業だけに、張り合いがなくなってくる。
体操の帰り、一緒に通っている友人と共に進める制作について話すことで、さまざまな課題が少しずつクリアになってきた。
三十路の手習い—あの菱形の向付の原型を取り組んでから20年。まさか、こんな形で土に触れて癒され、そして、試される日々を過ごすことになるとは想像もしなかった。身体の限界はいつやってくるかわからないと思うからこそ、今できることを粛々とすすめる、そう思うとやるべきことが見えてくる。
