施釉後の仕上げ

昨日から始めた施釉後の仕上げは、今日は今回の窯の本命の六角皿に進みました。

厚さを測るため穴の開いた部分を埋めたり、釉薬が垂れて流れて厚くなった部分を削ぎ落として均一の暑さにしていきます
仕上げ後
裏面も均一にします。最後に底をスポンジで吹き上げます

なんだか昨日からぼんやり眠くて集中するのにエネルギーを使っている感じでした。どうやら、満月と関係があるようです。

窯焚きに間に合うように、最低限の作業を進めた後は、灰の水を取り替えたり、午前中に篩にかけた釉薬の洗い物をしたり、集中しなくてよい作業をすることにしました。

そして、夜ご飯は、先日いただいた生のビーツを使って初めてボルシチを作ってみました。家庭料理ということで、レシピからかなりアレンジしたものでしたが、まずまずの出来映え。

色のわりにクセがなく、美味しくいただきました。

父が轆轤を引いて、削り、その後の作業を私が行った共作、りんご灰釉オクラ文平鉢

本命の窯出し(緋襷)

本焼きが終わった緋襷の菱形向付が25個びっちり入った窯を開けてみました。

ぱっと見た感じでは、上段はいい感じ。ひとつずつ灰になった藁を取りながら、器の表情が現れてくるのは、なんとも言えない楽しさです。これが、あまりうまくいってなければ、哀しくなってくる作業でもあります。

焼き上がった器
灰になった藁を袋の中に落としていきます
裏面も落とします
藁を落としてそれぞれの表情が現れました
意図した感じで仕上がるのは極僅かです
側面に藁の筋が残っています
これから、高台(底)を磨いて滑らかにします

いよいよ窯出しの日

昨日から160℃台まで温度が下がっていたので、今日は朝から窯出しができそうです。

この3か月、しばらく使っていなかった粘土の固さ調整に約1か月、その後成形しながら、乾燥、素焼きして、稲藁を巻く緋襷の菱形向付を約50個制作しました。

注文していただいた数は4分の1ですが、遠方のお客様で実際に見ていただけないという事情もあり、選別して満足していただけるものをお届けしたいと思ったのと、今回でこの粘土(北海道の十勝清水の美蔓粘土と道南の丸山陶石を合わせて父が30〜40年ほど前に作ったもの)が最後だったので、できるだけ作りたいと思っていたら、2窯分になりました。

今朝も星のキレイな夜明け前でした
一度眠って、朝の風景。

早朝から窯出ししたい衝動に駆られながら、ここは落ち着いて慎重に進めたいと思います。まさに、これからがドキドキの瞬間です。

結局待ち切れず、早朝から窯出しすることになりました。

朝が来た

本焼きの朝が来た。無事に焚けますように。

工房脇から馬追(マオイ:アイヌ語でハマナスの実なる所の意)丘陵を眺めるお気に入りのスポットから。

北海道の夏は忙しい

藁巻き

昨日、いいペースで緋襷の藁を巻く作業が終わったので、今日は昨日巻いた藁を整える作業から。

昨日の作業がうまくいったのは、長さが程よかったのと、4年前の藁で水につけるとかなりしなやかになって巻きやすかったのかなと想像しました。

結局、今日窯に入れる分はなんとか足りたものの、まだある分は今年刈り取った藁を使うことにしました。

水分が多かったので、ドライヤーで半乾きにして、少し時間を置いてから窯詰め。

藁の長さを揃えて束にして器に巻く準備中。

灰の水簸

北海道の水は冷たく、冬は水道が凍ることもあるので、灰や粘土の水簸(すいひ:水に晒して篩で漉す作業)は春から秋、特に夏に集中してすることになります。

灰を頂いている纏祝堂(まといほぎどう)若林さんから、冬の間に溜まった灰を取りに来てほしいと言われたので、慌てて水簸をしました。

午後から日陰になるので、夏日とはいえ、心地よい風も吹き、外も気持ち良く、淡々と作業を進めることができて、ほっとしました。

本当は天日干しがいいのでしょうが、窯の熱で乾燥させています。

樫とブナの混合灰。水に何度も晒してアルカリ成分を抜いてから、水簸します。

窯焚き

さて、今日はいよいよ緋襷の窯焚きの日。夜から焚いて、夜に終わるというスケジュール。酸化焼成なので、普段やっている還元焼成に比べて緊張感は少ないものの、それでも今回は納品が迫っているので、窯出しがドキドキです。

夜9:00スタート