本焼き〈緋襷〉

藁が窯の電熱線を傷めないように枠の中に納めて焼成します

私が主とするのは、りんごの木灰を使った『灰釉(はいゆう,かいゆうとも言う)』なのですが、備前焼で有名な緋襷(ひだすき)を始めたのは、30年以上前に父が掘り起こして配合したMS21と呼んでいる、北海道十勝の鹿追町の美蔓(びまん)粘土と北海道道南の江差町の丸山陶石という陶石を使った北海道産の粘土を活用しようといつことから始まりました。

MS21は、収縮率(焼いた時にどれだけ縮むか)が大きく、父が制作しているときは、白い釉薬をかけていましたが、釉薬を掛けると冷め割れを起こすことがあったため、無釉の緋襷でやってみることになりました。

そのMS21も今回が最後の1袋(20kg)になってしまいました。緋襷の菱形向付を今後も続けて成形するため、今回、新しい粘土での試作も入っています。

次回の窯で緋襷は、ひと段落。試作のものがこれから使えるものになってくれたらいいなと思っています。

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