素焼き完了!

素焼きが終わって、ご褒美に押谷ファームcafeの雪アイス。

ブルーベリーとレアチーズ

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 @ 長沼町

素焼き前〈緋襷菱形向付〉

乾燥後に口と高台をやすりで滑らかにして、素焼き前の最後の処理。力を入れ過ぎると欠けたり割れたりしてしまうので、微妙な力加減で進めていきます。無事完成することを祈りながら…
いろいろに使える菱形向付です。

菱形向付の成形

菱形向付は、断熱材として使われるスタイロフォームという建材を加工して型を作って、内型成形という技法で制作しています。

1.たたら(粘土を板状にしたもの)を内型にのせて、トントンと叩いて粘土を締める。
2.高台部分は、より(粘土を紐状にしたもの)を後付けする。
3.接着部分を滑らかにする。
4.全体的に滑らかにする。
5.高さを揃えてカットする。
6.高台の高さを揃えてカットする。
7.高台の型をはずして、接合部分の隙間を押さえる。
8.最後に判を押す。
9.乾燥時に内側に反りやすい部分を外側に拡げてゆっくり乾燥させる。
10.少し固くなったところで、口と高台をきれいにカットして成形完了。

上記は、2016年9月に開催した「長沼の食を愉しむ」という器と食のイベントの際に作った時のものです。

長沼町の4軒のごだわりの農家さんの食材を使って、発酵料理研究家の筒渕信子さんに作ってもらい、器(父・岩井孝道と娘・池上ふくみ)とともに愉しむイベント。ダイニングテーブルや椅子はKen’s Wood Workingの都築謙司さん、お花は創MAOIの佐藤弘子さんはじめ、多くの方々のご協力で素敵なイベントになりました。

菱形向付の成形が終わりました

5月に注文を受けて、久しぶりの制作ということもあって、3か月の猶予をいただきました。5月は主に粘土の硬さの調整と寝かしをし、残量の少ない粘土の替わりに別な粘土で試作を作り、慣れてきた頃にはもう7月。

しかも、じめじめした天気のせいか、6月末は体調が優れず、朝の動きが悪かったので、1日に作業する時間が4時間くらいとなかなか進まないうちに、ちょっと焦りが出てきました。

それでも注文数の倍くらいを成形して、今日、すべての仕上げが終わり乾燥に入ることができました。

なるべく重さが一定になるように計測しながら成形
中央に高台の木型を置くようにガイドをつけています
見本の器に農家のお友達が持ってきてくれた初物の焼き茄子を盛り付けてみました

朝の一煎

福岡県の奥八女、いりえ茶園の無農薬玉露(白折)
器 りんご灰釉 煎茶碗

伯父が都城のお茶を扱う仕事をしていたり、家にギャラリーがあり、お客様にお茶を出すことが多く、食後にもお茶を飲む習慣があったせいか、お茶には子どもの頃から馴染みがありました。

一人暮らしをするようになって、自分でお茶を入れた時に出る茶殻の量の多さに驚き、毎日飲むものではなくなってきました。それでも、お茶を飲むと落ち着くという感覚があり、煎茶、ほうじ茶、紅茶、麦茶は常備していた記憶があります。

夫の実家のある福岡県の奥八女、八女市黒木町(黒木瞳さんの出身地)にあるいりえ茶園は、無農薬栽培でお茶を生産しています。

このお茶をいただくための煎茶碗を作りたいーーと轆轤(ろくろ)の練習を兼ねて2019年の春に成形を始めました。

使ってみると、貫入(釉薬のヒビ)にお茶の色が入り込み、陶器ならではの味が出てくるのですが、貫入が入ることで、はじめは見えなかった内側のラインの揺れ(コテがきちんとあたっていないことによる)、口の部分の揺れが目立ってきました。

前回作った時は、大きさを揃えることができなかったので、その点も課題です。

久しぶりに朝の一煎、50℃で入れた玉露は、何とも言えない柔らかい甘さでした。