振り返り

小学校3年の娘が家庭学習をしながら、「あとは振り返りで終わり」などと言うようになりました。一人で学校に行くのも嫌がっていた2年前が嘘のようです。

コロナ禍とはいっても、夏はBBQやキャンプをしたり、家のことで制作に集中できないでいるうちに、急に寒くなって気力がわかず、あっという間に11月。

冬から初夏へ
春から秋へ
恵庭岳九景

10月までの制作で難題は、厚めのマグカップを作るということでした。私自身、まだ技術が未熟なせいもあり、薄めに作りたいという思いがどうしても頭から抜けない中で、厚く作ると全体のバランスがどうもうまくいかない。一度6月に焼けたものは、いまいちだったので、やり直し。厚めのものとそうでないものを大小2サイズで成形しなおしました。

この形のまま焼けてくれたらいいのですが…

今年も残すところあと2か月。年内は轆轤(ろくろ)成形の湯呑みやぐい呑み、一輪挿しなどに挑戦できたらと思います。

六角皿もたくさん作りました
実際使ってみるのも振り返りのひとつ。
美味しいスウィーツは、大切なエネルギー源💛
秋の日本海ブルー
キラキラがキレイでした✨
一番のお気に入りスポットからの夕焼け

久しぶりの更新となってしまいました。一か月に一度くらいは更新できたらと思います。

【現在の作業工程】成形・乾燥中

【次回の素焼き予定】11月下旬

【次回の本焼き予定】12月上旬・中旬

※予定は予告なく変更になる場合がございます。

※工房併設のギャラリーにお越しの際は、不在の場合もございますので、事前にお電話でお問い合わせください。(080-5379-1545)

暑い夏

これが今年の盛夏の夕陽になりそうです。


午前の工房は、日陰で凌ぎやすいけれど、
午後からは、陽が入ってきて辛くなってきたので、
今日は小3の助手と工房の裏手のかげで、粘土の再生と、灰の水簸(すいひ)作業をして涼みました。
「これって、リサイクル?」小3助手も考えながら、お手伝いしています。

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素焼きの窯出し

今日は、2日前に焚いた素焼きの窯出しです。100℃以下になったことを確認して、軍手をはめて、ひとつずつ取り出して手板に並べていきます。

窯の中は、まだかなり熱いので、長袖で作業します。

今回は、六角皿10枚、飯碗5客、三種盛皿2枚、マグカップ1個のための窯出しでした。窯出しをしている途中で、マグカップに文様を入れてなかったことに気づいて💦

明日からは、本焼きに向けて施釉の準備が始まります。

朝はまだ窯の温度が高かったので、昨日に引き続き、側溝の清掃と削り土の再生のための準備をしたり、灰の水を取り替えたり。

北海道では、冬は外での水仕事ができないため、暖かいこの時期にしかできないことがたくさんあり、優先順位を考えながら、作業を進めるように心がけています。

外作業のご褒美。石楠花が咲き始めました。

灰づくり、始め

今日は、素焼き後の熱冷ましの一日。

去年は遅れ遅れになってしまった灰づくりをスタートしました。
藍染めに使った灰をいただき、水に晒すことを繰り返し、アルカリ性分をほどよく抜いて釉薬に使える状態にしていきます。

動画は、灰に水を入れているところ。
灰汁がブクブク沸いてきます。
pHを測定。なんだかpH測定器が異常?

平行して、昨年⅕ほどしか進まなかった側溝の清掃も。草と草の根と泥をレーキでかきあげるという普段やらない外仕事でしたが、なんとか半分ほどが終了しました。

本当は今日一日で終わらせてしまいたいところですが、やり過ぎると反動が来そうなので残りは明日に。

側溝の清掃後
側溝の清掃前

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紺屋灰の釉試験

昨年いただいて精製処理をした紺屋灰を4月初旬にやっと篩い終わったところ、全部で24.3kgになりました。灰は軽いので、まあまあな量です。ところが、水簸の時から気づいていたのですが、明らかに半分くらい色の違う灰があり、気になっていました。

もともと鰹節を燻すのに使った後、藍染のために使い、その後私のところにやってくるという流れなので、どういう理由で灰の色が異なるのかはよくわかりません。

ただ、この色の違いが釉薬にした時にどう現れてくるのかは確認しておいた方よさそうです。

幸いにして、窯のスタートまでまだ時間があるし、テストピースが2つ入る窯のスペースをなんとか作って今回試験してみることにしました。

白っぽい灰。白い粉は長石です。
かなり濃い色の灰。
乳鉢で摺ってテストピースに掛けて乾燥したところ。明らかに色が違います。