紺屋灰の釉試験

昨年いただいて精製処理をした紺屋灰を4月初旬にやっと篩い終わったところ、全部で24.3kgになりました。灰は軽いので、まあまあな量です。ところが、水簸の時から気づいていたのですが、明らかに半分くらい色の違う灰があり、気になっていました。

もともと鰹節を燻すのに使った後、藍染のために使い、その後私のところにやってくるという流れなので、どういう理由で灰の色が異なるのかはよくわかりません。

ただ、この色の違いが釉薬にした時にどう現れてくるのかは確認しておいた方よさそうです。

幸いにして、窯のスタートまでまだ時間があるし、テストピースが2つ入る窯のスペースをなんとか作って今回試験してみることにしました。

白っぽい灰。白い粉は長石です。
かなり濃い色の灰。
乳鉢で摺ってテストピースに掛けて乾燥したところ。明らかに色が違います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です