菱形向付の成形

粘土を練る。土練機がないので、すべて手で練る。土の感触が伝わってくる。
さあ、前回100gの差があったと指摘を受けた器の重さを均等にすべく、なるべく同じ厚さになるように気を遣って成形。
新しく導入した5.5mm厚さのタタラ板の効果もあり、同じくらいの重さにできるようになってきた。
成形作業も残り半分。

月曜日から本格的に成形を始めた緋襷の菱形向付がやっと安定してできるようになってきました。

内型を使ったタタラ成形で少し乾燥しないと形がへたったり、高台部分が歪むので、型の上に1〜2時間は置いてから型を外します。

この型の上に置いておく時間は、なかなか微妙で、湿度や天気にもよりますが、6時間くらい置きっ放しにすると、粘土が乾燥してきて、せっかく作った器が裂けてしまうという悲しい事態に。

乾燥には特に気を遣いながら、作っています。

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