施釉の仕上げが完了しました

霧がかかって湿度が上がったり、台風が近づいたり、満月だったり、それとも薬の副作用なのか、なんだか眠い一週間でしたが、なんとか釉薬を掛けた後の仕上げ作業と釉薬の試験を終わらせることができました。

今日土曜日は、久しぶりに早朝に目が覚めたので、霧というか雲から滴が滴る音を聞きながら、過ごしています。

雲に覆われ滴したたる

先週あたりから、山の上部に建物が建つ工事が始まり、いつもの写真を撮るにも重機が入ってしまうのでで、建物が建ては、25年見続けたここからのマオイの景色が変わってしまうと思うとせつなくてなりません。

今年の夏(冬まで)にしようと思っていたことが、3つあります。

一つ目は、粘土の片づけ

二つ目が、渡り廊下の塗装

三つ目が、側溝の汚泥取り

粘土の片づけと汚泥取りは少しずつすすめているところですが、果たしてどこまでできるだろう?

9月は、藁灰釉の試験や以前父が取り組んでいた澱青(でんせい)という青味がかった釉薬を進めつつ、まだ残っている緋襷の窯を焚き、10月は6月から停滞気味の轆轤の練習、11月は今作っているスタイロフォームの型を石膏型にするなと、やりたいことは盛りだくさん。

今日は、藍染をされている纏祝堂の若林さんから、溜まった灰をいただきにいくので、灰の水簸作業も待っている。

今年の冬は休むつもりだったけど、果たして休むことができるだろうか?

釉薬の試験
水簸前の灰
今回の窯に入れる器

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