昨日は朝から激しい雨が降っていました。朝の気温も10℃に近づいてきて、季節が急に変わった気配です。
前日から娘のお友達が、前回作ったコーヒーカップ&ソーサーをリベンジするために遊びに来ていて、一人っ子の娘は一緒に遊べて大喜び。
前回は、やり方などをほとんど教えないで、好きなように粘土を形づくったのですが、焼くかどうか尋ねたところ、本人も納得のいってないところがあったようで、もう一回作ってみていいのができたら焼く、ということになりました。
まず、前回作った作品を見ながら、どこをどんなふうにしたいか改善点を洗い出し、今回は、手捻りの粘土の繋ぎ合わせ方を教えて、ヘルプがあったらサポートするというやり方でカップのボディを作りあげました。
「こんな形にしたい」と自分からスケッチを描いて伝えてくれたり、ソーサーには、カップの高台に合わせた凹みをつけるなど、なかなかの拘りよう。
少し硬くなってから、取手を付けたいと思ってましたが、さすがに集中力が切れたようで、取手は次回に持ち越しになりました。
娘さんが作ったものを見に来たお母さんに、釉薬の調合やそのために偶然ではなく試験を繰り返すこと、灰の精製(今、私は両親が作ったりんご灰を使っていて、私が今作っている灰を使うのはひょっとして私じゃないかもしれません。)など、成形の前にある見えない作業の話をしたりすることで、私が進めようとしている器づくりを少し理解してもらえた感じがありました。
長い目で、ゆっくりと進めたいと思います。