本焼き〈緋襷〉

藁が窯の電熱線を傷めないように枠の中に納めて焼成します

私が主とするのは、りんごの木灰を使った『灰釉(はいゆう,かいゆうとも言う)』なのですが、備前焼で有名な緋襷(ひだすき)を始めたのは、30年以上前に父が掘り起こして配合したMS21と呼んでいる、北海道十勝の鹿追町の美蔓(びまん)粘土と北海道道南の江差町の丸山陶石という陶石を使った北海道産の粘土を活用しようといつことから始まりました。

MS21は、収縮率(焼いた時にどれだけ縮むか)が大きく、父が制作しているときは、白い釉薬をかけていましたが、釉薬を掛けると冷め割れを起こすことがあったため、無釉の緋襷でやってみることになりました。

そのMS21も今回が最後の1袋(20kg)になってしまいました。緋襷の菱形向付を今後も続けて成形するため、今回、新しい粘土での試作も入っています。

次回の窯で緋襷は、ひと段落。試作のものがこれから使えるものになってくれたらいいなと思っています。

緋襷の藁巻き作業〈忘備録〉

2016年に制作してから、4年ぶりの制作となった今回の緋襷菱形向付。

3か月の猶予をいただいて、6月は粘土の調整、そして、やっと7月に入ってから成形作業が始まりました。

久しぶりということに加え、使用する粘土(30年以上前に父が採掘し、調合した北海道の美蔓(びまん)地区の粘土をベースに江差の丸山陶石を加えたもの,MS21)のストックがギリギリだったので、市販の備前土で成形の練習をしてから、MS21で成形を始めることにしました。

心配していた亀裂もほとんどなく、なんとか素焼きが無事に終わって、緋色をだすために、稲藁を巻く作業に入ります。

藁を柔らかくするため、2日ほど前にお湯に浸しておく。
稲藁を揃える
稲藁をクロスさせて、タコ糸で止める。
余計な部分をカットする。
あまり高くなり過ぎないようにする。
窯に詰めたところ。藁が窯の電熱線に付かないように、周りに枠をして焼成します。

今回は、強力な助っ人さんが来てくださって、作業をしながら、これはこうした方がいいんじゃない?などと、改良しながら、作業が進んでいきました。

普段一人で作業をすることがほとんどなので、新鮮な藁巻き作業となりました。

素焼き完了〈緋襷菱形向付〉

左側が備前土で、中央がMS21

7/18(土)に素焼きしていた菱形向付が無事、焼き上がりました。

久しぶりの成形だったので、うまく焼けるか心配でしたが、なんとかクリア。

次は、緋色を出すために稲藁を巻いていきます。

#器づくり #池上ふくみ #器のある暮らし #陶器 #素焼き #緋襷 #ひだすき #菱形向付 #向付 #pottery #ceramics #ceramicart #handmade #clay #ceramiclove #potterylovers #madeinjapan #japan #Hokkaido #sorachi #naganumacho #naganuma #lovenaganuma #器好きの人と繋がりたい #うつわ #器 #北海道 #空知 #長沼


夜ご飯はお友達作のカラフルインゲン。

素焼き完了!

素焼きが終わって、ご褒美に押谷ファームcafeの雪アイス。

ブルーベリーとレアチーズ

#器づくり #池上ふくみ #器のある暮らし #緋襷 #菱形向付 #陶器 #稲藁 #やきもの #pottery #ceramics #ceramicart #handmade #clay #ceramiclove #potterylovers #madeinjapan #japan #Hokkaido #sorachi #naganumacho #naganuma #lovenaganuma #器好きの人と繋がりたい #うつわ #器 #北海道 #空知 #長沼 #押谷ファームcafe 

 @ 長沼町

素焼き前〈緋襷菱形向付〉

乾燥後に口と高台をやすりで滑らかにして、素焼き前の最後の処理。力を入れ過ぎると欠けたり割れたりしてしまうので、微妙な力加減で進めていきます。無事完成することを祈りながら…
いろいろに使える菱形向付です。