大好きな塩瀬総本家の薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)。
通常販売されているお饅頭には、「志ほせ」という焼き印が入っていますが、焼き印を押すという作業ひとつでも技術のいることなのだと記事をを読んで知ることができます。
同じものが並んでいる作業風景はとても美しい。
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#薯蕷饅頭
以下、塩瀬総本家のInstagramから転載
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作業場には、数多くの焼き印があります。ススキや松葉など、季節に合わせたお菓子に使うもの。「干支饅頭」に使う十二支は、文字とイラストの両方が。「寿」や「祝」などお祝いに使う文字は、饅頭の大きさに合わせ各種取り揃えています。また、宮内庁や皇室関連のお菓子に使われる菊の御紋も。これらは、花びらの数によって使われる場所が違います。
この「焼き印を押す」という作業の様子を、少しご紹介しましょう。できたての饅頭に焼き印を押すと、皮が焼き印にくっついてしまうため、志ほせ饅頭に焼き印を押す作業は、饅頭の粗熱が少し取れてから始まります。ガス火で焼き印を熱し、濡れ布巾で少し温度を調節してからポンポンとリズミカルに押していきます。焼き色のムラが出ないよう、そして中心から外れないようにスピーディーに押していくという作業。まっ白い薯蕷饅頭の表面がキュッとわずかに沈み、焼き印が付くこの様子、見ていてとても“気持ちが良い”のです。また、この作業の時にはなんとも甘く香ばしい、とてもいい匂いが立ち上ります。バーベキューやキャンプで「焼きマシュマロ」をしたことがある方には、あの匂いというとイメージしやすいでしょうか? いつの日か、お客様に体感していただきたいものの1つでもあります。
続きは塩瀬公式ホームページ内「しおせ便り」よりご覧ください。 www.shiose.co.jp/blogs/news
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「ちょっと知ればもっとおいしくなる」 普段何気なくお召し上がりいただいているお菓子も、贈り物にいただいたお菓子も。作る工程や職人技を知れば、違う角度が見えてきて、もっともっと美味しく思えてくるから不思議です。
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志ほせの焼き印
「A little bit of knowing makes it a little bit tastier.」 Shiose is the oldest confectioner in Japan. As the first purveyor to the royal household, it has been a driving force in the world of Japanese confectionery.
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