2024.6.15-21の記録

6/15(土)ウツワノチカラ能登プロジェクトに関わっている二階堂明弘さんが札幌で個展を開催するとのことで、久しぶりにJRで一人旅。初めて発寒駅で下車。地図の位置が違っていて、炎天下の中15分ほど彷徨って、到着。

帰りに余裕があったのに、バスに乗り遅れてしまう。迎えにきてもらって、そのまま書道教室へ。

6/16(日)札幌へ家族の買い物。中華で満腹。好きなものを身につける悦び、自ら選ぶ楽しさ

6/17(月)山椒採り、下処理。内型成形の四方皿2種、六角皿、楕円皿3種の成形、仕上げ(6/17-19)

6/18(火)夕張へ。メロンの灰作りに向けて、農家さんに挨拶。

6/19(水)水汲み。定例会

6/20(木)山椒採り。ちりめん山椒を作る。チラシのデザイン

6/21(金)うどん屋さんでランチの後、札幌へ。実家にメロンを届けて、久しぶりの歯医者。口中の菌の映像に閉口。甥っ子へメロンとおみやげを渡して、暫し心地よい風にあたりおしゃべり。帰路につく。

つながり、はじまる

春のこの地は南風が強く、気温の割に寒い日が多いです。今年は雪解けが早かったせいか、花が咲くのも早い気がします。

庭の水仙
桜の蕾
早くも庭のツツジが開花
庭の桜も開花

やっと落ち着いて制作する気が整ってきました。頼まれていた楕円のプレート皿。深めでアメリカ出身のご主人が箸ではなくスプーンを使うことが多いので、スプーンですくい易いように少し縁を立ち上がったデザインにしてほしいとのご希望でした。なおかつ、重なることもできるというのが条件。大きさもそこそこあるので、焼いてみるまで気が抜けません。

刻文入り
深めの花器も作ってみました
刻文のアップ

今週は娘の作ったカントリービスケットがとても美味しく、おやつの時間の楽しみになりました。

とある日のお昼ご飯。

今週は千島桜も見に行き、桜三昧です。

春が来た

今年は春が早い。毎年、隣の水仙が咲くのはもう少し後だったような気がする。我が家の可憐な白いツツジももう花を咲かせている。近所のYさんが春に花が咲くようにと秋に球根を植えてくれた花も咲き始めている。

ツツジの蕾
ツツジ開花
緑が増えてきたサークル

3月のグループ展の片付けなどで、しばらくご無沙汰だった工房に今週から出勤。

冬の間に頼まれていた楕円の深皿の型づくりから。大きくなり過ぎて、もう一回り小さいサイズで作り直し。

それでも、まあまあ大きめのサイズなので、一筋縄ではいかない予感。

お客さまの希望は、サイズもあるけれど、少し縁が立ち上がっていて、スプーンですくいやすいというもの。これは、以前伯母にも介護食に使う時にそういうお皿や鉢があるといいと言われていた。ユニバーサルデザインの器。さらに、ご家族が多いので、ある程度重なることができる、というもの。なかなか難易度高いです。。

ひとつ目の型
切り落とした屑
ひとつ目の型が完成!
ふたつ目の型
カタログを型紙に楕円づくし

うまくできますように。

成形完了

今回の素焼きのための成形は完了したので、冬の間作業していた居間の作業台や簡易的に段ボールで作っていた乾燥スペースや道具類をひとまずあるべき工房へ片付けることにしました。

今日は暖かく、今までサボっていた除雪、灯油の給油タンクやガスや水道の検針のメーターの近くも雪が積もっていたので、道をつけていると、楽しくなってきて、屋根の雪が落ちてたまっているところを崩したり、1時間半くらい夢中になってしまいました。

雪降ろしは1人でやらないように、というけれど、天気もあるし、いいタイミングで日中作業するとなると、1人でやらざるを得ない。

そんな作業を共同でできる仕組みがひとり世帯が増えると必要だと感じます。

先日の寒い日の雪
最後に作った四方皿。高台が八角形になっています
ガレットとミルクティー

今回は、初めて挑戦したティーポットとティーカップがどう仕上がるかが楽しみです。

準備

窯の準備をする時は、予期せぬ事態を想定して、無理のないスケジュールを組むことにしています。この冬は、驚くほど寒く、なかなか工房に行く気にならない日が続きました。3月中旬にグループ展を控え、さすがに窯焚きのスケジュールを余裕をみて逆算すると、素焼きのタイムリミットは2/9頃です。さて、週間天気を見てみると、待っても温かくなる兆しがありません。やむを得ず、2/1から余裕を持って、素焼き前の仕上げをする決心をしました。

焼き物は、粘土の状態では、可塑性があり、多少乾燥しても、水分を含ませることで、多少の形の修正ができますが、一度焼いてしまうと戻すことはできません。ですから、工程ごとに「仕上げ」をします。

例えば、素焼き前の仕上げでは、紋様を彫り込んだ部分に残った粘土を取り除いたり、成形や乾燥段階で形が歪んでいる部分を整えたりします。畳付きをよくするためにヤスリで整えることもあります。

紋様の部分に小さな粘土が付いています
仕上げ後、全体的に滑らかになっています

今回の最大の課題は、展示会の4人のコラボコーナーで使うティーポットです。今まで一度も作ったことのないもので、パーツが多く、接続部分も多いので、何度も苦戦しました。初めて作ってうまくいく保証はないので、ドキドキです。

3つ作ったうちのひとつ
30年ほど前に父が作っていたもの。
家族事情も今とは異なりサイズはけっこう大きめです
さて、素焼きの窯詰め

うまく焼けることを祈るばかりです。