オクラの箸置き

あまりにも寒い日が続き、それに加えて、土日に娘のスキーのお付き合いをしたものだから、運動不足の身体が悲鳴をあげて、今週はいつも以上に調子が上がらなかったのですが、朝の光が少し春めいてきた感じがして、今日は一日今できることを取り組もうと前向きな気持ちになりました。

ということで、なかなかうまくいかず途中になっていた掛け花入とオクラの箸置き作り。

オクラの箸置きは、下半分は型で成形し、側面から上面と五角の部分はひとつひとつ手づくりするという作り方をしているので、なかなか全く同じに作ることができませんが、なるべく近い形になるように気をつけて作ります。細長い形状ゆえに転がりやすいので、なるべく安定するようにも心がけています。(それでも、転がる時はありますが。)

今日はまずまずの一日。夜は、旬のニシンの刺身と鯛の湯引きを伯楽星でいただくというご褒美。

器は、りんご灰釉長方皿、ぐい呑み(手前)、三日月の箸置き/父・岩井孝道作メロン灰青白磁酒器、醤油皿、霞青ぐい呑み(奥)

夏野菜の三種盛

今朝も、そよぐ風が暖かく心地よい。昨日の朝霧が晴れ上がる様子を動画に収めたかったけれど、写真で。

4:30頃
8:30頃、すっかり霧が腫れ上がりました
15:00頃、暑くなりました

昨日は、りんご灰釉の六角皿や新作の楕円鉢、小さい六角皿などの高台(底の部分)を平らにする作業と形のぶれを整える作業、そして水拭きをしました。

水拭きをすることで、釉薬が剥げることなく均一にかけることができます。

今日は、高台に釉薬が付かないように、撥水(はっすい)材を塗る作業をします。はみ出したら、もう一度素焼きからやり直すことになるので、緊張する作業です。

昨日のお昼ご飯。

暑かったので、島原のうどん。我が家の初物のトマトと共に。

昨夜の夜ご飯。夏野菜の三種盛。

左から、我が家のピーマンと鶏肉のセセリの炒め、sloth+farmのオクラのポン酢和え、ナガヌマkingyo の茄子とモロッコインゲンの炒め煮
奥のカラートマトはsloth+farm

近所に2軒ある無農薬無肥料の農家さんのナガヌマkingyo さんとsloth+farmさん。どちらもとても味がしっかりしていて美味しい。しかも、ナガヌマkingyo さんは、近くの丘の上珈琲さんでいつでも買えるし、sloth+farmさんには、1週間に1度お届けしてもらっているので、旬の野菜はほとんど他で買わなくていいくらい。とても恵まれた環境です。

今朝の空。雲の間から一瞬見えた青空がキレイでした。

そして、今日は、ご注文いただいた緋襷の向付がお客様に届く日。お気に召していただけることを願っています。