雪がやってきた

いきなり真冬の景色。
もう少し待ってください。
灰の水簸が終わっていない…

降雪初日にして、屋根から雪庇が落ちてきそう
桶の中にはまだ水で晒している灰が入っているのです…
看板も雪だらけ

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木灰の精製

冬に水が凍る北海道の夏場の作業として、木灰の精製と土の再生があります。

だいたいが外で水を使った作業になるので、日の当たる暖かい時間帯でかつ日陰のできる時間帯(一応女性ですので)というなかなか厳しい条件で、夏は15時頃に秋は10時頃にするのがいいというのが今年の感想。

藍染をされている紺谷纏祝堂の若林さんから、藍を建てる時に使った天然木灰(鰹節を燻した時に使ったものらしく、少し匂いがします。)を分けていただき、水に浸します。

一日経つと灰が沈むので、上水を流します。この時、貴重な灰が流れてしまわないように慎重に作業します。

混ぜながら再び水を入れて、灰を水に浸します。

この作業を繰り返して、ヌメリがなくなったら、トレイに入れて乾燥させます。

天日干しして、だいたい乾いたら、窯の温度を利用して完全に乾かします。

ここまでくれば、工房内で篩にかけるだけ。雪の降る前の作業がまだ残っているので、天気をみながら作業を進めています。