福岡県糸島市で作陶される上原 治夫さん(莫窯)と織物をされている上原 敬子さん(をりをりの記)の二人展に行ってきました。
3年ほど前に父を知る上原さんからSNSでメッセージをいただき、福岡ならいつか工房におじゃましたいと思っているうちに新型コロナウィルスが猛威を震い、帰省はしたものの、さすがにお目にかかることは叶わず、来年こそはと思うこと2年。
まさかこのタイミングで、札幌でお会いする機会があるとは思ってもいませんでした。たまたま長沼のクロス・カントリー・ファームで出会ったジベレリン処理(薬品につけて種なしにする処理)をしていないデラウェアと紅葉したぶどうの葉、手づくりのちりめん山椒を手に会場へ向かいました。
上原さんは札幌出身で、初めてお話ししたとは思えないひと時となりました。
奥様で織物をされる敬子さんからも、自分をコントロールすることの大切さ、家庭と制作を両立することの難しさなど身に染みるお言葉に、改めて自分がなぜ器づくりをするのかを考えさせられました。
薪ストーブがある家具づくりの工房での展示会は、明日23日(日)までです。
▼札幌澪工房展
「彩りの器を愛でる カシミアの温もりを纏う」
2022.10.22(土)〜23(日)10:00-18:00
札幌市白石区東札幌2条4丁目8-18
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