まちライブラリー

5/19(金)に新しくなったまちライブラリー@ちとせで、カンパネラのメンバー3人とまちライブラリー提唱者の礒井純充さんにお会いしてお話を伺うことができました。

もともと旧小学校跡地利用が進んでいないようでしたので、地域の人の拠点として、まちライブラリーも含めた施設を提案できないかと思ったのがきっかけでしたが、小学校の方は、すでに近々企業誘致の入札があるようで、タイミングとしては、遅かったのですが、まずは、長沼にたくさん小さなまちライブラリーを作って、町から声をかけてもらえるようになるといい、とアドバイスをいただきました。

今、東京の廃校で進めようとしている事業は、収納の少ない日本の住宅や亡くなった方のもので行き場のなくなったたくさんの本を保管する場所をつくることだそうです。

長沼だったら、札幌からも空港からも近いから、広い場所を管理できれば東京の廃校みたいなことも可能だし、そのついでに観光もしてくのでは、ということでした。

私も同行した友人も、既にお客さまに貸し出す小さな本棚を用意していましたので、早速登録しました。

ギャラリーの一角の本棚
古い本にあった印。考えることは親子同じ?
ハンコ作成

ということで、何となくおもしろい展開に。

カンパネラ

5/17(水)に「カンパネラ」という集まりに大人9名子ども3名が集まりました。カンパネラは私の尊敬する友人の声かけで始まった会で、真剣にまちのことを考えて、共有し、行動しようという会です。

会を始めるにあたり、事前にファシリテーションの実践講習に参加したことがとても役に立ち、当日参加してくださった方の熱量もあり、とても有意義な2時間となりました。

第1回のテーマは、カンパネラの3つの軸をつくろう、ということで、1つ目が「長沼在住であること」これは、外から見た長沼は、カフェとかあっていい感じだね、自然があって景色もきれいでいいねなどと言われるようになってきているけれど、実際住んでいると、特に他の市町村に住んだことのある人からみると、違和感を感じる点がけっこうあるということから、1つ目の軸とすることになりました。

2つ目の軸は、他の人が発言している途中では、批判や否定をしないということ。これは、話している途中に口を挟まれると、伝えたいことを伝えきれないし、話しづらくなるためです。

そして、3つ目の軸を「長沼らしさ」をキーワードに何にするかをみんなで話し合って決めました。話し合いの中では、ひとりひとりが考える長沼らしさについて話しながら、縄文時代〜開拓精神(分かち合い)〜吉川鉄之助〜馬追丘陵〜優しさ〜土地の継承〜近年のトラブル〜違和感〜壁〜次世代に何を伝えるか、などの言葉が次々に出てきたなか、3つ目の軸は「長沼らしく想像力を育む」と決まりました。

町の財産をもっと町民のために活かすことに使えないかと考える参加者もいました。

毎月第3水曜日に開催し、次回以降は、今実際困っていることなどを出し合い、短期的に取り組むことと長期的に取り組むことに篩い分けし、随時話し合いを続けて行く予定です。

解禁

父が後半に取り組んでいた仕事として、メロンの蔓や葉を自ら燃やして作った灰を精製したメロン灰による釉薬づくりがあります。植物の灰を釉薬に使う灰釉でもメロンを使う方は少ないと思います。父がメロンを使うことになったきっかけは、東京で個展をした時に、窯のある住所が北海道夕張郡長沼町ということで、夕張ならメロンをやってみたら?という提案だったとのこと。

同じ夕張郡栗山町の農家さんの協力で、厳密には夕張メロンではないもののキングメルティという夕張メロンと同じ品種のメロンが収穫された後、蔓と葉を乾燥させて、専用の炉で燃やすことで得た灰です。収穫後の作業で、ビニールハウスの中で栽培されたものを集めるため、北海道とはいえ、とても暑い中での作業でした。

そのメロン灰を父は陶器と磁器の両方に使い、磁器の方は「メロン灰青白磁」と名付けました。偶然にも、その色合いが薄く緑がかった色で、メロンのイメージと一致することから、「メロンだからメロンのような色になるのですか?」などと聞かれることもありました。これに関しては、メロンの表面の色が高温で焼いた陶磁器の色にそのまま現れることはなく、土と釉薬に含まれる元素の組合せや焼成温度や焼成方法(酸化焼成か還元焼成)により決まります。

天草陶石にメロン灰の釉薬を掛けた「メロン灰青白磁」は、後半の父の仕事の主軸となっていきました。今、私が使っているりんご灰釉は、父がメロンの灰を使うようになる前に使っていたものです。ゴールデンウィークには、近所の農家さんにトラックを借りて、冬の間にりんご農家さんが剪定したりんごの枝を薪ストーブで燃やした後の灰をもらうため、仁木町や余市町のりんご農園を何軒も回って灰をいただきました。子どもの頃にどこかに遊びに連れて行ってもらった記憶はなく、このゴールデンウィークに灰をもらいにトラックで遠出をする、というのがちょっとした楽しみでもありました。

そんな灰は、集められ、質のよいものを水簸し、釉薬の原料として保管できるように処理していました。

父が病気で作陶できなくなった後、器づくりを始めるきっかけとなったのは、これらの灰の存在でした。

とはいえ、まずはりんご灰を安定して使うことができるようになること。そして、もうすぐ平均余命から人生の半分を迎えようという先日、父からメロン灰の使用許可が出た。いずれはやりたいと思っていたので、驚きの一瞬。そう簡単にはいかないだろうけれど、楽しみです。

メロン灰青白磁
残雪の無意根山

はじまる

何が始まるとき、それは、同時多発的に湧き上がり、たくさんいろいろなことを調べて、実現可能なこととそうでないことの篩い分けをする作業を繰り返す。

まちライブラリーのことも、つながるバス停のことも、マップのデザインのことも全てつながっていて、ちょっとの勇気と強い仲間や同じような想いを持つ人たちにより実現可能になるような気がしてくる。

人生あと半分。

マップをつくる
イメージづくり
グラフィックによる多言語対応
やはり、魅力的。
コロナ禍でなくなってしまった前の千歳まちライブラリー。何年前に行ったっけ?
今は、駅前で千歳市が運営(復活!)

さあ、工房へ行こう。

つながり、はじまる

春のこの地は南風が強く、気温の割に寒い日が多いです。今年は雪解けが早かったせいか、花が咲くのも早い気がします。

庭の水仙
桜の蕾
早くも庭のツツジが開花
庭の桜も開花

やっと落ち着いて制作する気が整ってきました。頼まれていた楕円のプレート皿。深めでアメリカ出身のご主人が箸ではなくスプーンを使うことが多いので、スプーンですくい易いように少し縁を立ち上がったデザインにしてほしいとのご希望でした。なおかつ、重なることもできるというのが条件。大きさもそこそこあるので、焼いてみるまで気が抜けません。

刻文入り
深めの花器も作ってみました
刻文のアップ

今週は娘の作ったカントリービスケットがとても美味しく、おやつの時間の楽しみになりました。

とある日のお昼ご飯。

今週は千島桜も見に行き、桜三昧です。