展示会の準備

3月末の窯出しの後、高台(底)のやすりがけをしてから、検品しながら、さらに展示会に出品する器を選んで、無事に出品リストが完成しました。細かいものが多く、約50種類。当番制なので、リストと器の照合をしやすくするため、1点ごとにシールを貼りながら、展示用と在庫用に分けながら梱包作業を進めていきます。途中、シールの貼り間違いなどもあり、2日ほどで段ボールに詰めるところまで完了しました。

あとは、展示用のPOP作り。既にあるものに加えて、自分がいなくても伝えたいことをパネルにしていきます。

2月に考えた展示イメージ

この一週間で雪深かった山もすっかり春の気配です。

◆第7回アロマと工芸展
2022/4/13(水)〜19(火)10:30〜19:30 ※最終日は18時まで
丸井今井札幌本店一条館7階北海道クリエーターズにて

どうぞお立ち寄りください。

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12月のギャラリー休業日のご案内

12月の休業日の予定は下記のとおりです。
12.4(土)休業
12.5(日)休業
12.10(金)15:30〜営業
12.16(木)13:00〜営業
12.22(水)16:00〜18:00営業
12.25(土)休業
12.25(日)休業
12.31(金)休業

12月中旬に本焼きを予定しております。

※予定は予告なく変更になる場合もございます。
予めご了承ください。

タルト・タタン

この時期になると、作りたくなるタルト・タタン。
紅玉やつがるなど酸っぱいりんごで作るタルトです。

初めて食べたのは、就職して間もない頃。
仕事帰りにたまに立ち寄っていたカフェで、何とも美味しいりんごの味がしっかりしたケーキに出会いました。
今まで食べたことのない味でした。
お店では、生クリームも添えられていて、それも美味。

また食べたいと次にお店に行った時には、りんごのある時じゃないと作ることができないと言われ、あまりピンときませんでしたが、このところ果樹園に通うようになって、行くたびに並んでいる品種が違うことを知り、その意味が今になってよくわかったのでした。

貴重なタルト・タタン。
あの教会のようなカフェは今もあるのでしょうか…

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釉薬の試験〈りんご灰×益田長石〉

今、使っているりんご灰釉は、5年前に作陶を始めた時、父の指導で、これくらいの比率でうまくいくだろうといわれてやり始めて、何種類かの粘土を試して今の土に落ち着いていて、釉薬の詳細な試験はしていませんでした。

昨年初めて、灰の精製を行い、できあがった灰を使って長石との調合試験をしました。

そこで、改めて、今使っているりんご灰と益田長石の調合も割合を変えたら少し違った表情になるのでは、と思って行うことにしたのが今回の試験です。

粘土については、信楽の粘土と北海道新十津川の粘土(父が掘り出し水簸したもの)、そして両者を合わせた粘土と3パターンで進める予定です。

今使っている釉薬の調合に近いところは、微妙な変化で調合を変えているので、そのあたりがどういう結果になるのか、楽しみです。

りんご灰を120目の篩で篩っているところ
撥水したテストピース
試験のための計算
今朝のマオイは雲の中。
昨日のスウィーツ、福岡の夫の実家から送られてきた杏里ファームのマンゴー。甘くてとろける〜

施釉後の仕上げ

昨日から始めた施釉後の仕上げは、今日は今回の窯の本命の六角皿に進みました。

厚さを測るため穴の開いた部分を埋めたり、釉薬が垂れて流れて厚くなった部分を削ぎ落として均一の暑さにしていきます
仕上げ後
裏面も均一にします。最後に底をスポンジで吹き上げます

なんだか昨日からぼんやり眠くて集中するのにエネルギーを使っている感じでした。どうやら、満月と関係があるようです。

窯焚きに間に合うように、最低限の作業を進めた後は、灰の水を取り替えたり、午前中に篩にかけた釉薬の洗い物をしたり、集中しなくてよい作業をすることにしました。

そして、夜ご飯は、先日いただいた生のビーツを使って初めてボルシチを作ってみました。家庭料理ということで、レシピからかなりアレンジしたものでしたが、まずまずの出来映え。

色のわりにクセがなく、美味しくいただきました。

父が轆轤を引いて、削り、その後の作業を私が行った共作、りんご灰釉オクラ文平鉢