盆と正月が一度にやって来た

娘のピアノの発表会に福岡県から義母と義妹、札幌から私の両親がやってきました。

なかなか会うことも少ないので、このピアノの発表会が両家が集う貴重な機会となっているので、さながら、盆と正月が一緒にきたかのような忙しさ。

飛行機や宿の手配から、送迎の時間の確認、ウエルカムのスウィーツとドリンク、夜のメニュー、ドリンク、家に宿泊する両親の寝具の準備…翌朝のメニュー、お昼ご飯の準備などなど、楽しくもハードな週末でした。

ウエルカムスウィーツは、タルト・タタン。特別によつ葉乳業の生クリームを添えて。

ホールのタルト・タタン

1日目の夜のメニューは、手巻き寿司。刺身を食べない娘用にはだし巻き玉子と好物のちりめん雑魚の佃煮。夫の実家で栽培している白米を有明海苔で巻きます。

今までで一番うまく焼けただし巻き玉子
江別の佐賀山さんのぶあついお刺身

お刺身、鶏の唐揚げ、おでん、先日仕込んだニシン漬けをサラダ感覚で。赤カブの甘酢漬けも酢の物感覚。

翌朝の目玉焼きは、5個の卵全てが双子ちゃん。

叔母が作ってくれるりんごジャムに、タルト・タタンで使った真っ赤な紅玉の皮を蒸したものをヨーグルトに載せて、かぼちゃのポタージュと全粒粉パンと紅茶で朝ごはん。

お昼ご飯は、昨日の残りのおでんと海苔とご飯を高菜漬けやツナなどで巻く手巻き寿司。

その後、発表会の会場へ。あまり緊張せずにこなす娘。反省も多々ありました。

夜ご飯は、すき焼き。豪勢な食事が続いて、翌朝には7時半頃に11月最後の週を迎え、それぞれ学校や仕事、家へ向かったのでした。

石楠花と東庭園

庭の石楠花を投げ入れてみました

7月6日は祖父の命日。もう20年に近づいて来た。祖父は石楠花(しゃくなげ、高山植物)が好きで、祖母が長沼町内の東庭園(あずまていえん、2018年の台風による倒木で閉園中)の管理人をしている頃から、盆栽をしたり、石楠花の木を増やしたりしていた。小学生の頃に花芽を取るのを手伝ってお小遣いをもらったりしたのが懐かしい。

そんな経緯で、我が家の庭木のほとんどが石楠花で、祖父の石楠花は、必ずと言っていいくらい、祖父の命日に満開になる。なんだか不思議だ。お墓に行かなくても行った気持ちになる。

看板の背景に咲く石楠花

台風で閉園中の東庭園。私にとっては思い出のある祖父母の家(当時は住み込みで管理人をしていた)だし、緑と花の溢れる憩いの場でもあるので、なんとか再開してほしい。

カルミア

祖母の庭からやってきたカルミア。

庭にある時にはあまり気にならなかった花だったけれど、活けてみて、蕾から花咲く様子を見ていたら、きれいな色が現れてきました。

「香りの塔」にガラスの器を水受けにして活けてみました。